高校中退だと就職できない？有利に就職方法は？【実践済】

悩む人

高校中退だと就職できない？
高校中退で大学生になったけど、就職は不利になる？
そもそも高校中退の就職率は？
色々不安だから、経験者から話を聞いてみたいな。

こんな悩みを解決します。

「高校中退すると、就職大変だし将来苦労するよ」

なんてよく言われるし、そんなイメージを持つ方も多いと思います。

てことは、高校中退は不利で就職オワコンなの？

結論：無くてもなんとかなります。

実際に、プログラマーやエンジニアなどのIT系の仕事や、実力主義の営業職など、学歴不問な仕事は数多くあります。

とはいえ、高校中退したのとしていないのとでは、していない方が有利なのには違いありません。

ただ、高校中退でも不利にならずに、むしろ優位に就職する方法もちゃんとあったりもします。

この記事では、実際に高校中退や中卒から就職活動をした経験をもとに、高校中退でも優位に就職する方法、そのための行動について書いていきます。

厳しいコトも書いているので、不安や迷いを感じたら気軽に相談してください。

高校中退者の就職率はそんなに高くない

いきなりですが、悲しい現実をお伝えします。

ちなみに高卒56%、専門卒66%、大卒80%になります。

学歴不問！！みたいな求人もあるにはありますが、本音は「とはいえ高校くらいは出てるよね」ってところが多かったりします。

建設業、漁業、農業などの肉体労働であれば就職は可能ですが、事務系の仕事はほぼ無いといっていいです。

肉体労働系の仕事の多くは、契約社員や一人親方のように、正社員という形では無いところも多くあり、日給いくら的な感じの給料体系なので、体調不良や天候不良で働けないとほぼ給料が無くなるなんてリスクもあります。

なので、長い目で見た将来、安定した収入が欲しい人は正社員を目指した方がいいです。

てことは、高校中退だと就職できないの？

多少の努力は必要ですが、高校中退は無かったことにできます。

無かったことにする方法は2つです。

どちらの道を選んでも、高校中退を帳消しにできるうえに、将来の選択肢も一気に広がります。

どちらも働きながら取ることができるので、金銭的な不安もほぼ無いかと。まずは最寄りのサポート校に無料相談してみるのがオススメです。

高校中退でも応募できる求人

最終学歴が高校中退の場合に、選べる職業は下記です。

基本的には体が資本になる仕事ばかりで、残念ながら事務系の仕事はほとんど無いです。

接客業

カフェや居酒屋などの飲食店や、スーパーといった、接客がメインの仕事です。

人と関わるのが好きであれば、選択肢は多いです。

ただ、社員採用となると高卒以上を条件にしているところが多いので、アルバイト→社員登用という形になることが多いかと。

とはいえ、常に人手不足の業界なので社員になるハードルは低い場合が多いので、数年働けばサクっと社員になれたりします。

運送業(ドライバー)

そのまんま、トラックなどを運転して目的地まで荷物を運ぶ仕事です。

運転免許さえあればほぼOK。

会社によっては、二種免許や大型免許などの取得費用を出してくれるところもあります。

ルート配送などの短距離ドライバーから、中距離、長距離とあり、距離が長くなるほど給料が高くなる傾向があります。

運転中は自分一人の場合がほとんどで、人と関わることも少ないので、一人が好きな人にはいい仕事かもです。

誰でも名前を知っているような大手企業だと学歴が必要な場合もあるので注意が必要です。

土木建築

建築や工事などをする仕事です。

一言に土木建築といっても、大工や鳶、水道、電気、左官といったように、多くの職があります。

社員というより職人みたいなイメージです。

経験を重ねるほど給料が上がっていき、やり手の電気工事士だと海外に技術指導に行ったりと、一度手に職をつけると仕事に困らなくなります。

体が資本の仕事で、日給いくら的な感じの給料体系なので、体調不良や天候不良で働けないとほぼ給料が無くなるというリスクもあります。

営業(不動産や飛び込み系)

モノを売ってナンボの仕事です。

ルート営業や法人営業など、一般的にイメージされる営業職は、学歴が必要な場合がほとんどで、残念ながらそういうのとはちょっと違います。

不動産仲介やテレアポからの飛び込み営業がメインになります。

数字が全てで、成果を出せばどんどん出世、出なければ白い目で見られるような仕事です。

合う人にはとことん合う仕事ですが、離職率が抜群に高い仕事でもあります。

悲報：高校中退の平均年収が低い件

高校中退の初任給は16万円以下です。

年収で200万円以下、よくても240万円ほど。大卒だと1年目の年収が300～450万ほどになるので、結構大きな差です。

全ての人に当てはまるとは限りませんが、学歴別に平均を取るとこんな感じになります。

厚生労働省：令和元年賃金構造基本統計調査より

高卒より下のデータが無かったので正確には分かりませんが、高卒より低くなるのはほぼ確実かと。

大卒以上が40歳で600万円ほど稼ぐのに比べて、50歳で380万円、生涯年収だと8,000万円近く差が開きます。

もちろん実力で成り上がる人もいますが、安定して高い収入を得るには、ある程度の学歴が必要になります。

「不安になった」「いまの状況から抜けだしたい」と思ったらすぐに行動するべきです。

高校中退でも有利に就職する方法は2つ

結論、学歴の底上げをして高校中退を無かったことにすればOKです。

「なんだよやっぱり学歴かよ。。。」と思うかもですが、先ほどの学歴別初任給や生涯賃金を見れば分かるとおり、学歴があって損することは無いです。

特別な才能や努力は不要で、行動すれば誰でも達成できることです。

行動するだけで人生が変わると思えばやるしかないかと。

何からはじめるべきか迷ったら、まずは無料で相談を受けてみましょう。

①通信制高校で高卒資格

通信制高校に編入して、高卒資格の取得を目指す方法です。

通常の学校と違い、通学の必要が無いので自分のペースで進めていくことができます。

進め具合によっては高卒資格の取得まで3，4年かかってしまう場合もあるので、マイペースすぎると苦労もあるかもです。

②高卒認定試験に合格して進学

高卒認定試験に合格して進学を目指す方法です。

選択式の試験に合格すると、大学受験の資格を得ることができます。

試験はわりと簡単で、年2回、うまくいけば半年で高卒と同等の資格を得ることができます。

ただし、全て受からなければ資格として認定されないので、最後までやりきる必要があります。

高校中退の過去は、将来の就職で不利になる？

基本的には過去がどうこうより、現在の肩書しか見られません。

どちらかというと年齢の方が大事で、現役生は22歳で就職しますが、24歳だと2浪、25歳だと3浪と同じ扱いになります。

とはいえ、浪人生と同じ扱いなだけなので、高校中退どうこうとは無関係ですね。

高校中退は強力なアピールポイントになります。

「高校中退から大学卒業」は就職時のアピールポイントになります。

就職活動で、企業の面接官は数十～数百人もの応募から選考を行うので、全員を覚えるのは不可能です。

なのでぶっちゃけ就職の面接では、強烈な印象(良い意味で)を与えて覚えてもらえたら勝ちです。

こんな感じで、面接で興味を持たれる、自分にしかない話のネタを持っているのは最強です。

なにより、高卒中退から大学へ行くために行動してきた具体的な事実があるので強いです。

ほとんどの学生が面接でアピールするであろう、サークルやアルバイトの話なんかよりよっぽど面白い話なので、かなり強力なアピールポイントになります。

結論：高校中退でも普通に就職できます(ただし行動次第)

高校中退のまま就職はぶっちゃけキツイですが、通信制高校や高卒認定を利用して大学へ行ってしまえば普通に就職できます。

過去のことは、しょせん過去のことでしかないので、これから先の行動次第です。

正しい行動させすれば、高校中退であろうが普通に、むしろ有利に就職することもできるので、まずは行動あるのみです。

とはいえ、何からすればいいの？と迷うこともあるのおもうので、まずは経験者や専門の期間に相談してみるといいかもです。