自分でも免除できるかな?
免除できる条件とか方法が知りたいな
こんな悩みを解決します。
この記事の内容
- 高卒認定試験で科目免除を受ける条件
- 科目免除に必要な単位一覧【ひと目でわかる】
- 科目免除のために必要な書類と具体的な手順
この記事の信頼性
高卒認定の資格を得るためには、8~10科目の試験すべてに合格する必要があります。
何回かに分けて受験することもできますが、最終的には全ての科目に合格しなくてはなりません。
とはいえ、これは中卒から高卒認定試験を受ける場合の話で、高校に1年以上通ったことがある人や、英検などの資格を持っている人は、受験科目の免除を受けられる可能性があります。
1科目免除になるけでも楽になるため、免除が受けられるなら受けるべきです。
免除をしてもデメリットは一切ないので、免除の対象になるかどうか、一度調べてみて損は無いかと。
この記事では、あなたが高卒認定試験で科目免除が受けられるのか、免除に必要な資格や単位数、必要書類や具体的な手順まで詳しく解説します。
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高卒認定をできるだけ最短で合格するためにも、参考にしてみてください。
目次
高卒認定試験で科目免除を受ける条件
高卒認定試験で免除を受ける条件は3パターンです。
高卒認定試験で免除を受ける条件
- 高校・高専に1年以上通っていた
- 英検・数検・歴検の検定を持っている
- 過去に高卒認定試験で合格した科目がある
高校・高専に1年以上通っていた
高校・高専に1年以上通ったことのある人は、免除が受けられる可能性が高いです。
2年生になって1日も通って無くてもOK、とにかく1年生が終わっていれば対象になります。
通っていた高校に「単位修得証明書」を請求すれば、免除科目の確認ができます。
辞めた学校に連絡するのは気まずいと思うかもですが、学校の事務局(教務課・総務課)が対応してくれるので、担任や同級生と会わなくて済むことがほとんどです。
文部科学省指定の様式が決まっているので、「高卒認定試験の受験に必要」というのを伝え忘れないように注意しましょう。
英検・数検・歴検の検定を持っている
英検などの検定を持っていると、免除になる可能性があります
高卒認定の科目免除ができる検定
- 英語:英検準2級以上(国連英検C級以上でもOK)
- 数学:数検2級以上
- 世界史:歴検世界史2級以上
- 日本史:歴検日本史2級以上
英検は準2級、それ以外は2級があれば免除です。
もし持っている人は、合格証明書があれば免除が受けられます。
合格証明書が手元に無い場合は、事務局に連絡すれば再発行できます。
過去に高卒認定試験で合格した科目がある
高卒認定試験で一度でも合格になった科目は、ずっと有効です。
なので、過去に合格した科目は受けなくてOK。
試験後に送られてくる科目合格通知を、次回の高卒認定試験の申し込み時に同封すれば免除完了です。
科目合格通知を失くした場合は「高卒認定試験の公式サイト」から再交付できます。
科目免除に必要な単位一覧【ひと目でわかる】
免除に必要な単位数は「単位修得証明書」に書かれているので、通っていた高校に発行してもらえばひと目で分かるようになっています。
「単位修得証明書」は通っていた学校に申請するともらえます。
35回の授業で1単位となっています。
高校を1年通って辞めた場合だと、ざっくり週に3回授業があった科目は免除できるかもと考えればOKです。
高卒認定の取得に必要な科目
- 必修:4科目
「国語」「英語」「数学」「世界史Aか世界史Bのどちらか1科目」 - 地理歴史:1科目
「日本史A、B・地理A、Bの4科目のうちどれか1科目」 - 公民:1~2科目
「現代社会1科目 」か「倫理と政治・経済の2科目」 - 理科:2~3科目
「科学と人間生活+その他1科目の合2科目」か「物理・化学・生物・地学から3科目」
必修4科目+地理歴史1科目+公民1~2科目+理科2~3科目=8~10科目
免除に必要な単位一覧表 |
|||
試験科目 | 科目名 | 必要単位数 | 備考 |
国語 | 国語表現I | 2 | どちらか1科目 |
国語総合 | 4 | ||
世界史A | 世界史A | 2 | |
世界史B | 世界史B | 4 | 歴検2級以上でも可 |
日本史A | 日本史A | 2 | |
日本史B | 日本史B | 4 | 歴検2級以上でも可 |
地理A | 地理A | 2 | |
地理B | 地理B | 4 | |
現代社会 | 現代社会 | 2 | |
倫理 | 倫理 | 2 | |
政治・経済 | 政治・経済 | 2 | |
数学 | 数学基礎 | 2 | どちらか1科目 数検2級以上でも可 |
数学I | 3 | ||
科学と人間生活 | 理科基礎 | 2 | いずれか1科目 |
理科総合A | 2 | ||
理科総合B | 2 | ||
科学と人間生活 | 2 | ||
物理基礎 | 物理I | 3 | どちらか1科目 |
物理基礎 | 2 | ||
化学基礎 | 化学I | 3 | どちらか1科目 |
化学基礎 | 2 | ||
生物基礎 | 生物I | 3 | どちらか1科目 |
生物基礎 | 2 | ||
地学基礎 | 地学I | 3 | どちらか1科目 |
地学基礎 | 2 | ||
英語 | オーラル・コミュニケーション | 2 | いずれか1科目 英検準2級以上でも可 |
英語I | 3 | ||
コミュニケーション英語I | 3 |
科目免除のために必要な書類と具体的な手順
科目免除を受けるための手続きは2ステップで完了です。
科目免除の手続き
- 必要資料を準備する
- 高卒認定試験の願書の免除申請に◯印をつけ、証明書を同封する
必要資料を準備する
まずは必要書類を準備しましょう。
パターン別に請求先を紹介しますので、まずはサクッと請求しましょう。
- 高校に通っていた:単位修得証明書
- 検定資格を持っている:合格証明書
- 過去に高卒認定試験を受けた:科目合格通知
検定資格を持っている:合格証明書
検定の公式サイトから請求しましょう。
「英検公式サイト-合格証明書」
「数検公式サイト-合格証明書の申請方法」
「歴検公式サイト-検定資格の活用」
手数料が1,000円ほどかかります。
高卒認定試験の願書の免除申請に印をつけて同封する
免除申請は、高卒認定試験の「願書の受験科目を選ぶ欄の「免除」に○」「願書を出すときに証明書も一緒に同封」すればOKです。
証明書はコピー不可なので、原本を使うように注意しましょう。
証明書を集めて同封するだけなので、割と簡単に免除できます。
注意:各種証明書は開封厳禁、2通用意しましょう
免除のための証明書は開封厳禁、念のため2通用意しましょう。
証明書は、基本的に開封厳禁のため、開封せずにそのまま同封して申請する必要があります。
単位修得証明書とか中身を確認しないと分からないので、免除科目の確認用と申請用の2通用意すると間違いないです。
高卒認定試験に限らず、何かしら証明書を用意するときは、予備も含めた複数枚集めると覚えておくと便利です。
高卒認定試験の科目免除は必ずチェック
高卒認定試験で免除を受けるデメリットは一切ありません。
たった1科目免除になるだけでも、試験がかなり楽になります。
高校に1年以上通っていた人や、英検などの資格を持っている人は、ほぼ間違いなく免除があるので、高卒認定試験に申し込む前に必ずチェックしましょう。
高卒認定の独学に不安があるなら
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