
過去問も買った方が良いの?
科目別に一覧で教えてくれると嬉しい。
こんな悩みを解決します。
この記事の内容
- 参考書と過去問集は1冊づつあれば十分です。
- 【完全無料】過去4年分の過去問は文部科学省でも公開中
- 不安なら、予備校や通信教育の利用もありです。
この記事の信頼性
高卒認定から大学進学まで全て独学で進んできました。
高卒認定試験にオススメの問題集や、過去問の入手先を科目ごとまとめて紹介します。
僕自身も、この記事で紹介する参考書を使って独学で一発合格できたので、信用できる情報だと思います。
悩んでいる時の無料相談先
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通信制高校とありますが、高卒認定試験の相談にも乗ってもらえます。
無料相談でも思っている以上に親身になって相談に乗ってくれます。
資料請求だけでもしてみる価値はあるかと。

参考書と過去問集は1冊づつあれば十分です。
高卒認定試験は大学受験などと比べて範囲も狭く、6~8割くらいは過去問と同じような問題が出題されます。
勉強法の基本は2つだけ
- 過去問を覚えるくらい繰り返す
- 参考書(問題集)で補完する
なので、基本的には過去問+補完用の参考書(問題集)があれば合格レベルまで到達できます。
参考書と過去問はシリーズ物を揃えればOK
参考書と過去問集はシリーズものになっているので必要な科目を揃えればOKです。
揃えるべき参考書と過去問集シリーズ
- 参考書:高卒認定ワークブック
- 過去問集:スーパー実践過去問題集
参考書は色々とありますが、ぶっちゃけこの2つのシリーズが最強です。
参考書選びで悩むのは時間がもったいないので、このシリーズを揃えましょう。
例外:英語と数学は+αの参考書が必要
英語と数学の2科目は、問題を解くために一定の知識が必要です。
問題を解くのに必要な知識
- 英語:単語と最低限の文法
- 数学:最低限の公式
これらの知識が無いと、解説や過去問をいくら繰り返しても解けるようになりません。
なので、英語と数学に関しては過去問と問題集以外の「基礎を覚えるための参考書」が必要になってきます。
ただし、英語は大学受験でも必ず使う科目なので、いまのうちからやっておいて損は無いかと。
【完全無料】過去4年分の過去問は文部科学省で公開中
文部科学省のホームページに過去4年分の過去問が解答付きで公開されています。
完全無料でダウンロードができるので、使わない手はないですね。
とはいえ、デメリットが3つあります。
文部科学省にある過去問のデメリット
- 解答の解説が無い
- PDF形式なので印刷しないと使えない
- 著作権の関係で、問題が省略されている科目がある
「間違えた問題を解説で理解する」という王道の勉強法が使えないので、結構痛手です。
ぶっちゃけ解説が無くても問題を覚えるくらい繰り返せば合格レベルに達することは可能ですが、解説付きの過去問集を使った方が何倍も効率が良いです。
少しでも予算を節約したい場合以外は市販の過去問集をオススメです。
高卒認定試験でおすすめの「参考書」「過去問集」
すこし上でも書いたとおり、基本は鉄板のシリーズを揃えればOKです。
- 参考書:高卒認定ワークブック
- 過去問集:スーパー実践過去問題集
各科目の簡単な特徴と合わせて紹介していくので、参考にしてみてください。
【英語】
高卒認定試験の英語で必要な参考書は全部で3種類です。
- 中学英語の基礎固め
- 過去問
- 参考書
英語は大学受験でも必ず使う科目なので、得意な人以外はいまのうちから基礎固めしておくのがオススメ
中学英語の基礎固め
中学英語の基礎固め用の参考書は3冊です。
- 「中学英文法 (スーパーステップ)」(旧:くもんの中学英文法)
- 「ターゲット 中学英単語1800」
- 「中学英語リーディング (スーパーステップ)」(旧:くもんの中学英文読解)
3冊とも、文字が大きくて薄めの本なのでサクっと進められます。
中学時代に英語が得意だった人も、復習しておくと大学受験での伸びが変わるのでオススメです。
高卒認定試験「英語」おすすめ過去問+問題集
中学英語の基礎固めが終わったら、あとはひたすら参考書&過去問をやるだけでOKです。
ぶっちゃけ中学英語が分かっていれば7割くらい解けます。
とはいえ、油断は禁物なので過去問を繰り返しましょう。
- 高卒認定ワークブック 英語
- 高卒認定スーパー実戦過去問題集 英語
分からない単語があれば、そのつど調べてリストアップしておくと後から役立ちます。
【数学】
高卒認定試験の数学で必要な参考書は、英語と同じく全部で3種類です。
- 高校数学の基礎固め
- 過去問
- 参考書
高卒認定試験の問題を解くには、数1の「式の展開」から「三角比」までの知識が必要になります。
そこまで分かる人は基礎固めは飛ばしてそのまま過去問+参考書をやりましょう。

高校数学の基礎固め(数1のみ)
数学の基礎固めで必要な参考書は1冊だけです。
- チャート式基礎と演習数学I(白チャート)
高卒認定試験「数学」おすすめ過去問+参考書
公式を覚えたら、あとは問題+過去問を繰り返せばOKです。
- 高卒認定ワークブック 数学
- 高卒認定スーパー実戦過去問題集 数学
【国語】
現代文だけでなく、古文と漢文もありますが、過去問を繰り返せば解けるようになるので気にしなくてOKです。
他の科目と同じく、ひたすら繰り返しましょう。
全てマーク式の選択問題なので、漢字が苦手とかは心配しなくてOKです。
- 高卒認定ワークブック 国語
- 高卒認定スーパー実戦過去問題集 国語
■地理歴史(世界史+日本史or地理)
地理歴史科目は選択科目になっていて、高卒認定の資格を取るには「世界史+1科目」が必要です。
- 必須:世界史
- 選択:日本史または地理
僕のオススメは日本史ですが、得意な方を選べばOKかと
さらに、それぞれの科目内でも「世界史Aと世界史B」といったように、選択科目になっています。
AとBの違いは、範囲や難易度の差で、Aが簡単でBが難しいくらいのイメージでいいかと。
もちろん受かることが目的なのでAを選びましょう。
【世界史】(必須科目)
必須科目なので避けて通れない道です。
出題範囲は、近代アジア史や中世ヨーロッパ辺りが出題されやすいです。
- 高卒認定ワークブック 世界史
- 高卒認定スーパー実戦過去問題集 世界史A・B
【日本史】(選択科目)
江戸末期~昭和初期くらいまでの狭い範囲がメインの科目です。
- 高卒認定ワークブック 日本史
- 高卒認定スーパー実戦過去問題集 日本史A・B
似たような問題ばかりなので、繰り返しやればすぐに合格レベルになります。
【地理】(選択科目)
自然災害、生活文化、位置関係といった内容が多く出題されます。
- 高卒認定ワークブック 地理
- 高卒認定スーパー実戦過去問題集 地理A・B
他の科目と違い、たまに突拍子もない地域の問題が出たりするので注意が必要です。
■公民(現代社会or倫理+政治経済)
公民科目も選択式になっていて、1科目or2科目が必要です。
- 現代社会1科目
- 倫理+政治経済の2科目
1科目で済む現代社会一択ですね。
2科目にすると、試験時間も倍になるだけなので良いこと無いです。
【現代社会】(選択科目)
半分くらいはグラフの読み取り問題です。
とはいえ、それだけだと解けない問題が結構あるので、参考書と過去問で対策しておきましょう。
- 高卒認定ワークブック 現代社会
- 高卒認定スーパー実戦過去問題集 現代社会
【理科】(科学と人間生活+1科目or化学,生物,地学,物理から3科目)
すこしややこしいですが、理科も選択科目です。
- 科学と人間生活+化学or生物or地学or物理の合計2科目
- 化学・生物・地学・物理から3科目
2科目で済む「科学と人間生活」+1科目の一択かと。
残りの1科目は好みで選んでいいですが、僕のオススメは地学、次点で生物です。
物理は得意な人以外は選ぶのをやめておきましょう。
数学的な要素があるので、イチからやるのは結構大変です。
とはいえ、どの科目も基礎レベルの問題しか出ないので、安心していいかと。
【科学と人間生活】
物理、化学、生物、地学すべての超基礎問題が出題されるといった感じの科目です。
基礎の基礎しか出ないので、過去問で対策すれば心配無用です。
- 高卒認定ワークブック 科学と人間生活
- 高卒認定スーパー実戦過去問題集 科学と人間生活
【化学基礎】
物質の構成、化学変化が主な出題範囲です。
化学式がありますが、僕はよく分からなかったので違う科目にしました。
- 高卒認定ワークブック 化学基礎
- 高卒認定スーパー実戦過去問題集 化学基礎
【生物基礎】
遺伝子や生態系が主な出題範囲です。
少しでも理科に興味があるなら生物基礎、無いなら地学基礎という感じでいいかと。
- 高卒認定ワークブック 生物基礎
- 高卒認定スーパー実戦過去問題集 生物基礎
【地学基礎】
マントル、オゾン層など地球環境や、星についてが主な出題範囲です。
クイズ番組とかで聞いたことあるような内容が多いので、テレビっ子にはおすすめの科目です。
- 高卒認定ワークブック 地学基礎
- 高卒認定スーパー実戦過去問題集 地学基礎
【物理基礎】
重力や摩擦、電気の抵抗などが主な出題範囲です。
よく分からない方は選ばないほうがいいです、時間がもったいないです。
僕がオススメしている参考書・過去問のシリーズも、物理基礎は発売されていません。
得意な人以外は素直に違う科目にしましょう。
高卒認定試験の「参考書」と「過去問」の使い方
「参考書」と「過去問」の使い方はシンプルで、覚えるくらい繰り返せばOK
大変そうに聞こえるかもですが、マーク式の選択問題なので割と楽に進められるかと。
- 過去問を1回分解いてみる
- すぐに分かる問題だけ解いてチェックを入れる
- 分からない、悩んだ問題は答えや参考書を見て確認
- 全部の問題にチェックが入れば次の過去問へ
- 各科目3年分を目安に古いものから順番にやる
基本的には過去問がメインで、参考書はわからない部分を確認する用で使うのがオススメです。
質問:勉強法が合っているか、量が足りているのか不安です。
結論、過去問だけで余裕です。
高卒認定試験の特徴は大きく2つあります。
- 合格点:マーク式の選択問題で40点以上
- 過去問と似たような問題が多く出題される
なので、過去問を数回分マスターすれば合格点以上余裕で取ることができます。

不安を解消するために予備校や通信教育の利用もあり
高卒認定試験は難易度が低いとはいえ、科目が多く、勉強の時間配分なども大変です。
ほかにも、高校時代の単位を使って免除できる科目があったり、意外と調べることが多かったりもします。
予算に余裕があるなら、予備校や通信教育を利用するのも手かと。
予備校や通信教育のメリット
- 質問できる環境
- 勉強のペース配分などの指導
- 受験出願などの管理・相談
まずは最寄りのサポート校に無料で資料請求してみましょう。
資料請求先
通信制高校とありますが、高卒認定試験の相談にも乗ってもらえます。
無料相談でも思っている以上に親身になって相談に乗ってくれます。
資料請求だけでもしてみる価値はあるかと。