
勉強苦手なんだけど、コツとかってあるの?
何からやればいいのか分からない。。。
試験に合格できるオススメの勉強方法があるなら知りたいな。
こんな悩みを解決します。
この記事の内容
- 高卒認定試験に一発合格できる勉強法
- 合格するために必要な勉強時間
- 一発合格した僕の点数を公開
この記事の信頼性
高卒認定から大学進学まで全て独学で進んできました。
高卒認定試験は科目が多いし、なにを何からやればよく分からないという方は多いと思います。
ぶっちゃけ、高卒認定試験の勉強方法にはコツがあって、地頭が良いとか悪いとか無関係、毎日コツコツも不要です。
そんな高卒認定試験に一発合格できる鉄板の勉強方法と、合格するために必要な勉強時間も合わせて紹介していきます。
高校全落ちの知識ゼロだった僕でも一発合格できた勉強方法なので、かなり信用できる情報だと思います。
おすすめの参考書についてはこちらの記事で解説しているので参考にしてください。
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高卒認定試験でおすすめの「参考書」「過去問」【独学で合格】
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資料請求だけでもしてみる価値はあるかと。

目次
高卒認定試験に一発合格できる勉強方法
高卒認定試験に一発合格できる勉強法は1つだけで、かつ鉄板です。
高校受験にすら全滅して受からなかった僕でも一発合格できた、誰でも再現できる方法です。
結論:過去問をひたすら繰り返せばOK
そんな単純なことでいいの?って思うかもですが、理由があります。
高卒認定試験は出題範囲が狭く、6~8割くらいは過去問と同じような問題が出題されます。
具体例:数学
平成28年2回目の1問目:(x-3y+2)(x-3y-2)を展開せよ
平成29年1回目の2問目:(x-2y+1)(x-2y+1)を展開せよ
平成30年2回目の2問目:(x+y+1)(x+y+1)を展開せよ
令和元年2回目の2問目:(a+b+2c)(a+b-2c)を展開せよ
他の科目も同じように、少しだけ内容を変えただけで同じような問題が繰り返し出題されます。
なので結論、過去問をひたすら繰り返せばOKです。
悲報:過去問だけでは対応できない科目がある。
え?過去問だけでいいんじゃないのかよ騙された。。と思うかもですが、過去問をフル暗記しても解けない科目が2つだけあります。
数学:公式を知らないとそもそも解けない
なので、この2科目だけは過去問以外もやる必要があります。
とはいえ、英単語も公式も中学~高1までの最低限のレベルでOKなので、それだけはがんばって乗り越えましょう。
用意するものと具体的な勉強法
事前準備
- 参考書と過去問集を用意する(参考書は無くてもOK)
- 直近の(1番新しい)過去問は、試験直前にやる用に置いておく
過去問の使い方【全科目共通】
手順
- 問題を一通り解いて、答え合わせをする
- 間違えた問題の解説を読む
- 100点が取れるようになるまで、同じ問題を繰り返す(覚えてもOK)
- 100点が取れたら次の年度へ進んで、また100点を目指す
とにかく100点が取れるようになるまで繰り返せばOKです。
大変そうに感じるかもですが、マーク式の選択問題なので、わりと楽です。
ちなみに、何科目かまとめてやると大変なので「3回分の世界史が完璧になったら、次は現代社会」のように1科目づつやるのがオススメです。
注意:気をつけるべき2つのポイント
注意すべき点
- 答えを番号で覚えない
- 勘で答えた問題は不正解の扱いにする
問題を解いていて、答えが曖昧だなーってやつは解かずに間違えた扱いにしてください。
基本的に4択くらいの選択問題が多いので、適当にやっても正解することが結構あります。
勉強の手順が「答え合わせ→何回かやる→覚えて解けるようになる」なので、運まかせはNGです。
英語:最低限の文法と英単語を覚える【中学基礎のみ】
英文法の勉強方法
参考書は「中学英文法 (スーパーステップ)」(旧:くもんの中学英文法)を使います。
手順
- 例文を読む(意味が分かればOK)
- 解説を読む(理解できなくてもOK)
- 例文を5回づつ音読する(日本語の意味を意識しながら)
- 見開きごとに復習する(1→1の復習、2→1と2の復習、3→2と3の復習)
(解説の例文は無視でOK)
いまやったところ+1つ前にやったところの復習が1セットで進めて行きます。
復習方法
- 1ページ目が終わったら1ページ目を最初からザっと見直して例文を3回音読
- 2ページ目が終わったら2ページ目をザっと見直して音読3回+1ページ目と2ページ目を通しで復習する(ざっと見直して音読3回)
- 3ページ目が終わったら2ページ目と3ページ目を・・・。
文字にすると大変そうですが、一度読んでいるところなので一瞬で終わるはずです。
英単語の覚え方
参考書は「ターゲット 中学英単語1800」を使いますが、他に単語帳を持っているならそれでOK
手順
- 知ってる単語は無視
- 知らない単語だけを覚える
- 日本語の意味を隠す
- 単語に〇△のチェックを入れていく
一瞬で意味が分かった:〇
少し悩んだ:△
分からなかった:印なし - △3つで〇と同じとみなす
- 〇は次から飛ばしてOK
こんな感じで〇×△法的なのを使いつつ音読で覚えればOK。
()は頭の中の声
高卒認定試験に単語を書かせるような問題は無いのでとにかく音読あるのみ、書く必要は無いです。
数学:最低限の公式を覚える【数1のみ】
高校数学の入門編に最強の問題集「チャート式基礎と演習数学I(白チャート)」を使いましょう。
白、黄、青、赤チャートと難易度別で4色に分かれている間違わないように注意。
手順
- 日本語の説明文は見なくてOK、挫折します。
- 公式や解答を見ながら「基礎例題」を解いてみる(途中式もちゃんと書く、理解できなくてもOK)
- 公式や解説を見ながら「EX問題」を解いてみる
- 分からなければ解答を見ながら解いてみる(書き写す感じでOK)
- 解答を見ずに解けるようになるまで繰り返す(問題と解答を覚えてしまってもOK)
基本的に、基礎例題はページ上部、EX問題はページ下部にあります。
理解できなくても、解答を見ながらでもいいです。
覚えてしまってもいいので、解答を見ずに解けるようになるまで同じ単元の問題を解き続けます。
覚えるだけなので不安に感じるかもですが、高卒認定試験に応用問題は一切出ないので大丈夫です。
数Aは出ないので、数Iだけやりましょう。
質問:どうしても覚えられない問題があるんだけど。。。
結論、飛ばして次に進みましょう。
高卒認定試験は100点中40点とれば合格できる試験です。
本番で100点を目指しているわけではないので、分からないところに時間をかけても消耗するだけなので、諦めて次へ進みましょう。
合格するために必要な勉強時間
高校入試全滅した僕自信が一発合格したときの実際の勉強時間はこんな感じです。
- 過去問3年分(6回分)を3周づつ
- 1科目あたり約6~10時間
- 英語と数学は倍以上かかった
*be動詞ってなに?因数分解って?というレベル
参考書をイチからコツコツ進めていくと時間が2~3倍はかかっていたと思います。
なので、高卒認定試験は過去問を繰り返すのが合格への最短ルートです。
一発合格した僕の点数を公開
あまり公開している人を見たことがないので割と珍しい情報かと。
ちなみに、高卒認定試験の点数はABCのアルファベットでしか分からないので、自己採点した結果になります。
勉強方法はこの記事で公開している「過去問を繰り返す」以外はなにもしていません。
高卒認定試験の結果
国語:70点
英語:62点
数学:60点
世界史A:86点
日本史A:86点
現代社会:92点
科学と人間生活:86点
地学:72点
高校入試全滅の僕ですらここまでできたので大丈夫、あなたにもできます。
まとめ:知識ゼロから高卒認定試験に一発合格した勉強方法
すこし長くなったので、要点をまとめていきます。
一発合格する勉強方法
- 基本:とにかく過去問中心!100点取れるくらい繰り返す
- 例外:数学は公式、英語は単語と文法が必要
- どうしても覚えられない問題は飛ばしてOK
- 目標は100点ではなく、安定して40点以上取ること
- とにかく過去問ループが合格への最短ルート
高卒認定試験は落とすための試験では無くて次のステップへ進むための救うための試験です。
つまり、過去問中心という方向性さえ間違わなければ、高校全落ち中卒でも独学で1発合格が可能な試験です。
とはいえ、高卒認定試験は科目が多く、勉強の時間配分などもあったりで、大きな不安に襲われることもあります。
予算に余裕があるなら、予備校や通信教育を利用するのも手かと。
予備校や通信教育のメリット
- 質問できる環境
- 勉強のペース配分などの指導
- 受験出願などの管理・相談
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通信制高校とありますが、高卒認定試験の相談にも乗ってもらえます。
無料相談でも思っている以上に親身になって相談に乗ってくれます。
資料請求だけでもしてみる価値はあるかと。