過去問も買った方が良いの?
科目別に教えてくれると嬉しい。
こんな悩みを解決します。
この記事の内容
- 参考書と過去問の選び方
- 高卒認定試験に1発合格できる「参考書」と「過去問」の使い方を解説
- 独学の勉強が不安なら無料で使えるスタディサプリもおすすめ
この記事の信頼性
高卒認定から大学進学まで全て独学で進んできました。
高卒認定試験にオススメの問題集や、過去問の入手先を科目ごとまとめて紹介します。
僕自身も、この記事で紹介する参考書を使って独学で一発合格できたので、ぜひ参考にしてください。
高卒認定の独学に不安があるなら
独学だけで不安な人は、スタディサプリがオススメです。
ぶっちゃけ高い予備校とか不要で、スタディサプリ1つあれば勉強の悩みは全部解決できます。最初は無料で使えるので、まずは試しに使ってるのがおすすめです。
目次
高卒認定試験は参考書と過去問集が1冊ずつあれば十分
高卒認定試験は、参考書と過去問集が1科目1冊ずつあれば十分合格できます。
高卒認定試験は範囲が狭く、6~8割くらいは過去問と同じような問題が出題されるからです。
なので、基本的には過去問+補完用の参考書(問題集)が1冊あれば十分に合格できます。
過去問+参考書(問題集)の揃え方のポイントは以下のとおりです。
過去問+参考書(問題集)の選び方
- 参考書と過去問の選び方:シリーズ物を揃えればOK
- 例外:英語と数学は+αの参考書が必要
- 過去4年分の過去問は文部科学省で無料公開中
問題集を自力でやるのは不安。。。という方は、過去問+スタディサプリという形もおすすめです。
参考書と過去問の選び方:シリーズ物を揃えればOK
参考書と過去問集は、シリーズになっているものを揃えればOKです。
おすすめの参考書・過去問集シリーズ
- 参考書:高卒認定ワークブック
- 過去問集:スーパー実践過去問題集
参考書や過去問週は色々なシリーズがありますが、ぶっちゃけこの2つが最強です。
参考書選びで悩むのは時間がもったいないので、このシリーズで揃えましょう。
少し下で科目別でまとめてあるので参考にしてみてください。
>> 少し下の「高卒認定試験でおすすめの「参考書」「過去問集」」へジャンプ
例外:英語と数学は+αの参考書が必要
例外として英語と数学の2科目だけは、問題を解くために一定の知識が必要のため、参考書1冊では足りません。
問題を解くのに必要な知識
- 英語:単語と最低限の文法
- 数学:最低限の公式
それぞれ上で紹介した最低限の知識が無いと、解説や過去問をいくら繰り返しても解けるようになりません。
なので、英語と数学に関しては過去問と問題集1冊づつ以外に「最低限の基礎を覚えるための参考書」が必要です。
とはいえ、英語は大学受験でも必ず使う科目なので、いまのうちからやっておいて損は無いかと。
過去4年分の過去問は文部科学省で無料公開中
高卒認定試験の過去問は文部科学省のホームページで過去4年分が無料で公開されています。
完全無料で使えるので、使わない手はないですね。
とはいえ、デメリットが3つあります。
文部科学省の無料過去問のデメリット
- 解答の解説が無い
- PDF形式なので印刷しないと使えない
- 著作権の関係で、問題が省略されている科目がある
高卒認定試験に1発合格するには、「間違えた問題を解説を見て確認する」という方法が王道です。
文部科学省の無料過去問には、この王道の勉強法が使えないため、微妙かもです。
ぶっちゃけ解説が無くても問題を覚えるくらい繰り返せば合格レベルまでいけますが、解説付きの過去問集を使った方が何倍も効率的です。
少しでも予算を節約したい場合以外は市販の過去問集がオススメです。
高卒認定試験でおすすめの「参考書」「過去問集」
参考書・過去問週は、すこし上でも書いたとおりシリーズになっているものを揃えればOK。
英語と数学だけは、追加で基礎用の参考書が必要なので注意が必要です。
おすすめの参考書・過去問集シリーズ
- 参考書:高卒認定ワークブック
- 過去問集:スーパー実践過去問題集
- 英語:中学英文法・中学英単語
- 数学:チャート式基礎と演習数学I(白チャート)
各科目の簡単な特徴と合わせて紹介していくので、参考にしてみてください。
各科目の勉強方法については、こちらの記事で解説しています。
-
【経験談】知識ゼロから高卒認定試験に過去問だけで合格する方法
続きを見る
【英語】
高卒認定試験の英語に合格するために必要な参考書は基礎固め・過去問・参考書の3種類です。
英語に合格するために必要な参考書
- 基礎固め:「中学英文法 (スーパーステップ)」(旧:くもんの中学英文法)
- 基礎固め:「ターゲット 中学英単語1800」
- 基礎固め:「中学英語リーディング (スーパーステップ)」(旧:くもんの中学英文読解)
- 過去問:高卒認定ワークブック 英語
- 参考書:高卒認定スーパー実戦過去問題集 英語
英語は大学受験でも必ず使う科目なので、得意な人以外はいまのうちから基礎固めしておくのがオススメです。
紹介した3冊は文字が大きくて薄めの本なのでサクっと進められます。
中学時代に英語が得意だった人も、復習しておくと大学受験での伸びが変わるのでオススメです。
中学英語の基礎固めが終わったら、あとはひたすら参考書&過去問をやるだけでOK
ぶっちゃけ中学英語が分かっていれば7割くらい解けます。
とはいえ、油断は禁物なので、しっかりと過去問を繰り返しましょう。
途中で分からない単語があれば、そのつど調べてリストアップしておくと後から役立ちます。
【数学】
高卒認定試験の数学に合格するために必要な参考書は、英語と同じで基礎固め・過去問・参考書の3種類です。
数学に合格するために必要な参考書
- 基礎固め:チャート式基礎と演習数学I(白チャート)
- 過去問:高卒認定ワークブック 数学
- 参考書:高卒認定スーパー実戦過去問題集 数学
高卒認定試験の問題を解くには、数1の「式の展開」から「三角比」までの知識が必要です。
「三角比」まで解ける人は基礎固めは飛ばしてそのまま過去問+参考書をやりましょう。
公式を覚えたら、あとは問題+過去問を繰り返しましょう。
【国語】
高卒認定試験の国語に合格するために必要な参考書は、過去問・参考書の2種類です。
現代文以外に古文と漢文もありますが、過去問を繰り返せば解けるようになるので気にしなくてOKです。
他の科目と同じく、ひたすら過去問を繰り返しましょう。
全てマーク式の選択問題なので、漢字が苦手とかは心配しなくても大丈夫。
国語に合格するために必要な参考書
■地理歴史(世界史+日本史or地理)
地理歴史は選択科目になっていて、高卒認定の資格を取るには「世界史+1科目」が必要です。
高卒認定の資格に必要な地理歴史の科目
- 必須:世界史
- 選択:日本史または地理
「世界史A、世界史B」のようにAとBがありますが、Aを選びましょう。
世界史は必須で、日本史or地理のどちらか1科目受ける必要があります。
僕のオススメは日本史ですが、得意な方を選べばOKかと。
AとBの違いは、範囲や難易度の差で、Aが簡単でBが難しいくらいのイメージです。
もちろん受かることが目的なのでAを選びましょう。
【世界史】(必須科目)
高卒認定試験の世界史に合格するために必要な参考書は、過去問・参考書の2種類です。
必須科目なので、受ける必要があります。
出題範囲は、近代アジア史や中世ヨーロッパ辺りが出題されやすいです。
世界史に合格するために必要な参考書
特別なことはありません。
過去問をひたすら繰り返せば余裕です。
【日本史】(選択科目)
高卒認定試験の日本史に合格するために必要な参考書は、過去問・参考書の2種類です。
選択科目となっており、日本史か地理のどちらかを受ける必要があります。
出題範囲は、江戸末期~昭和初期くらいまでの狭い範囲がメインの科目です。
日本史に合格するために必要な参考書
他の科目と同じで、特別なことはありません。
似たような問題ばかりなので、繰り返しやればすぐに合格レベルになります。
過去問をひたすら繰り返しましょう。
【地理】(選択科目)
高卒認定試験の地理に合格するために必要な参考書は、過去問・参考書の2種類です。
選択科目となっており、日本史か地理のどちらかを受ける必要があります。
出題範囲は、自然災害、生活文化、位置関係といった内容が多く出題されます。
地理に合格するために必要な参考書
他の科目と違い、たまに突拍子もない地域の問題が出たりするので注意が必要です。
とはいえ、過去問をひたすら繰り返えれば大丈夫。
■公民(現代社会or倫理+政治経済)
公民科目は選択科目になっていて、高卒認定の資格を取るには「現代社会の1科目」or「倫理+政治経済の2科目」が必要です。
高卒認定の資格に必要な公民の科目
- 現代社会1科目
- 倫理+政治経済の2科目
1科目で済む現代社会一択です。
【現代社会】(選択科目)
高卒認定試験の現代社会に合格するために必要な参考書は、過去問・参考書の2種類です。
半分くらいはグラフの読み取り問題なので、知識ゼロでも意外と合格しやすい科目です。
とはいえ、それだけだと解けない問題が結構あるので、参考書と過去問で対策しておきましょう。
現代社会に合格するために必要な参考書
現代社会は覚えるというより、グラフの読み取り問題に馴れるためにも過去問を繰り返しましょう。
【理科】(科学と人間生活+1科目or化学,生物,地学,物理から3科目)
理科も選択科目で、高卒認定の資格を取るには「科学と人間生活」+「化学or生物or地学or物理から1科目」or「化学・生物・地学・物理から3科目」が必要です。
高卒認定の資格に必要な理科の科目
- 「科学と人間生活」+「化学or生物or地学or物理から1科目」
- 「化学・生物・地学・物理から3科目」
2科目で済む「科学と人間生活」+1科目の一択です。
残りの1科目は好みで選んでいいですが、僕のオススメは地学、次点で生物です。
物理は得意な人以外は選ぶのをやめておきましょう。
数学的な要素があるので、イチからやるのは結構大変です。
基本的にはどの科目も基礎レベルの問題しか出ないので、好きな科目を選びましょう。
【科学と人間生活】
高卒認定試験の科学と人間生活に合格するために必要な参考書は、過去問・参考書の2種類です。
科学と人間生活は「物理、化学、生物、地学すべての超基礎問題」が出題されるといった感じの科目です。
基礎の基礎しか出ないので、過去問で対策すれば心配無用です。
科学と人間生活に合格するために必要な参考書
特別な対策は必要ありません。
他の科目と同じで、過去問を繰り返しましょう。
【化学基礎】
高卒認定試験の化学基礎に合格するために必要な参考書は、過去問・参考書の2種類です。
物質の構成、化学変化が主な出題範囲です。
化学式がありますが、僕はよく分からなかったので違う科目にしました。
化学基礎に合格するために必要な参考書
化学基礎の特別な対策は必要ありません。
他の科目と同じで、過去問を繰り返しましょう。
【生物基礎】
高卒認定試験の生物基礎に合格するために必要な参考書は、過去問・参考書の2種類です。
遺伝子や生態系が主な出題範囲です。
少しでも理科に興味があるなら生物基礎、無いなら地学基礎という感じでいいかと。
生物基礎に合格するために必要な参考書
生物基礎の特別な対策は必要ありません。
他の科目と同じで、過去問を繰り返しましょう。
【地学基礎】
高卒認定試験の地学基礎に合格するために必要な参考書は、過去問・参考書の2種類です。
マントル、オゾン層など地球環境や、星についてが主な出題範囲です。
地学基礎に合格するために必要な参考書
地学基礎の特別な対策は必要ありません。
他の科目と同じで、過去問を繰り返しましょう。
【物理基礎】
高卒認定試験の物理基礎には、おすすめできる参考書がありません。
僕がオススメしている参考書・過去問のシリーズも、物理基礎は発売されていません。
得意な人以外は素直に違う科目にしましょう。
重力や摩擦、電気の抵抗などが主な出題範囲です。
よく分からない方は選ばないほうがいいです、時間がもったいないです。
高卒認定試験の「参考書」と「過去問」の使い方
「参考書」と「過去問」の使い方はシンプルで、覚えるくらい繰り返せばOK。
大変そうに聞こえるかもですが、マーク式の選択問題しかないので、思っているより楽に進められます。
「参考書」と「過去問」の具体的な使い方
- 過去問を1回分解いてみる
- すぐに分かる問題だけ解いてチェックを入れる
- 分からない、悩んだ問題は答えや参考書を見て確認
- 全部の問題にチェックが入れば次の過去問へ
- 各科目3年分を目安に古いものから順番にやる
基本的には過去問をメインに、わからない部分を参考書で確認するという形がオススメです。
参考書で理解できるか不安な方は、スタディサプリの動画授業もおすすめです。
スマホがあれば、分からない箇所をピンポイントで確認でるうえに、動画なので文字よりも理解しやすくなっています。
質問:勉強法が合っているか、量が足りているのか不安です。
結論、過去問だけで余裕です。
過去問で100点取れるようになれば、本番で最低でも60点はとれるようになるかと。
理由は2つあります。
過去問を繰り返せば合格できる理由
- 合格点:マーク式の選択問題で40点以上
- 過去問と似たような問題が多く、全体の6~8割も出題される
つまり、過去問を数回分マスターすれば合格点以上は余裕で取れます。
高卒認定試験は、落とすための試験ではなく、大学受験や専門学校へとステップアップするための試験なので、不安にならなくても大丈夫です。
独学の勉強が不安なら無料で使えるスタディサプリもおすすめ
高卒認定試験は、「過去問と参考書があれば独学で合格できる!」とは言っていますが、受ける科目が多い人にとっては勉強の配分とかも結構たいへんです。
わからない問題で悩む時間が積み重なっていくと、焦りや諦めの気持ちも出てきてしまいます。
できることならサクっと一発合格して、大学受験なり専門学校への進学なり、時間の余裕をもって準備をしていきたいですよね。
そんな方は、スタディサプリを使ってみるのがおすすめです。
わからないところを動画で何度も見返せるので、勉強の途中で迷うことが無くなります。
ぶっちゃけ高い予備校とか不要で、スタディサプリ1つあれば勉強の悩みは全部解決できます。
いまなら無料で試せるので、一度使って損はしません。
高卒認定試験で悩む時間はもったいないので、まずは無料で試してみましょう。