合格通知書は使えないって聞いたんだけど本当?
合格成績証明書が間に合わないんだけどどうすればいいの??
大学受験に必要な書類と申請方法も合わせて知りたいな。
こんな悩みを解決します。
この記事の内容
- 高卒認定試験に合格後、大学受験に必要な書類一覧
- 注意:合格通知書は使えません。
- 証明書の請求方法
- 証明書が間に合わないときの対処法
この記事の信頼性
高卒認定から大学進学まで全て独学で進んできました。
高卒認定試験に合格したあと、受験や就職をするためには「合格証明書」が必要で、自分で申請して入手する必要があります。
証明書は、申請してから手元に届くまで1~2週間ほどかかるので、それを知らないと、大学受験等の申し込みに間に合わないなんてこともあります。
「合格通知書」があるじゃんって思うかもですが、これは使えないので、そこにも注意が必要です。
高卒認定試験に合格したのに、大学受験に必要な資料が間に合わない!とかは絶対に避けたいですよね。
この記事では、高卒認定試験合格者が進学や就職をするときに必要な書類について、申請方法や受け取りまでの期間、間に合わない時はどうすればいいのかについて解説しています。
高卒認定試験の対策について悩みや不安がある方はこの記事を参考にしてみてください。
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目次
高卒認定試験に合格後、大学受験に必要な書類
高卒認定試験合格後、進学や資格試験に使う書類は全部で4種類あり、自分で集める必要があります。
進学や資格試験に使う書類
- 合格証明書:文部科学省に請求
大学・専門・国家資格
- 合格成績証明書:文部科学省に請求
大学・専門・国家資格
- 単位習得証明書:中退した高校に請求
大学・専門・国家資格
高卒認定試験で科目免除があった場合
- 合格見込成績証明書:文部科学省に請求
大学・専門・国家資格
合格証明書が間に合わない場合
(冬の高卒認定試験を受ける人など)
「文部科学省公式サイト」から資料をダウンロードして、郵送で申請します。
1:合格証明書
高卒認定試験に合格したことを証明する書類です。
基本となる書類で、ほとんどの場合で必要になります。
申請先:文部科学省
- 大学受験
- 専門学校受験
- 資格試験
「文部科学省公式サイト」から資料をダウンロードして郵送で申請します。
2:合格成績証明書
高卒認定試験の「合格+成績」の2つが証明できる書類です。
合格証明書と使い道はほぼ同じですが、たまに必要な場合があるので、合格証明書と同時に申請しておくのがオススメ。
ちなみに成績は点数ではなく、A~Dの数字で記載されます。
申請先:文部科学省
- 大学受験
- 専門学校受験
- 資格試験
「文部科学省公式サイト」から資料をダウンロードして郵送で申請します。
3:単位習得証証明書(科目免除がある場合のみ必要)
高校を中退した人が、高卒認定試験で科目免除するための書類です。
高卒認定試験で免除をうけるために必要ですが、たまに大学入試で必要な場合があります。
大学や資格によって変わるので、合格証明書と同時に申請しておくのがオススメ。
申請先:中退した高校
- 大学受験
- 専門学校受験
- 資格試験
中退した高校に電話で連絡して請求します。
連絡するのが気まずいかもですが、学校には事務の人がいて、担任が電話に出るわけでは無いので安心して大丈夫です。
4:合格見込成績証明書(合格証明書が間に合わない場合)
合格証明書が間に合わない場合に、合格証明書の代わりとして必要な資料です。
大学入学共通テスト(センター試験)の出願は9月~10月ですが、高卒認定試験の結果は8月の試験は9月初旬、11月の試験は12月初旬です。
合格証明書は、結果が来てから申請して、手元に来るまで2週間ほどかかるので、どう考えても間に合いません。
そんなときな「合格証明書」の代わりに「合格見込成績証明書」を使います。
「合格見込証明書」は、高卒認定試験を受ければ結果が出る前でも申請できるので、間に合わない場合はこちらを使いましょう。
ただし、合格証明書が届き次第、改めて提出しなければならないので、そこだけ注意が必要です。
申請先:文部科学省
- 大学受験
- 専門学校受験
- 資格試験
「文部科学省公式サイト」から資料をダウンロードして郵送で申請します。
【注意】合格通知書は使えません
1つだけ注意するポイントがあります。
高卒認定試験に合格したら送られてくる「合格通知書」は「合格証明書」とは別物です。
合格通知書は自宅で保管する用のもので、受験や資格試験を受けるには「合格証明書」が必要です。
「合格証明書」は、自分で発行申請をしなければ受け取れません。
証明書の発行には1~2週間ほどかかるため、覚えておかないと、間に合わずに取り返しがつかなくなる可能性もあるので注意しましょう。
高卒認定試験の証明書は何枚づつ必要?
必要な枚数+3枚の用意をするのがオススメです。
学受験で志望校が3つの場合
大学入学共通テスト(センター試験):1枚
大学受験:2枚
合計:3枚
証明書は、申請してから手元に届くまで2週間ほどかかるので、ギリギリで受験先を増やしたいとなっても間に合わなくなってしまいます。
証明書が足りないより余るほうがよっぽどいいので、余裕をもって申請しておきましょう。
証明書の請求方法は?
証明書の種類によって代わりますが、請求方法は2つです。
- 基本は文部科学省に郵送で申請
- 単位習得証証明書のみ、中退した高校に申請
文部科学省に郵送で申請
「合格証明書」「合格成績証明書」「合格見込成績証明書」の3つは文部科学省に申請します。
「文部科学省公式サイト」からから申請用紙をダウンロード・印刷して、郵送で申請できます。
申請用紙に記入後、欲しい枚数分(1通250円)の収入印紙を貼った封筒に、返信余封筒を同封して送ればOK。
申請用紙のなかに何が必要か全て書かれてあるので、その通りに用意するだけで簡単に申請できます。。
中退した高校に申請
「単位習得証明書」は、中退した高校に申請します。
申請方法が学校によって代わりますが、まずは電話する必要があります。
事前に電話せず、いきなり学校へ行っても貰えないので、必ず事前に連絡しましょう。
辞めた高校に連絡するのは少し気まずいかもですが、受付用の窓口があるので、そこで伝えればOKです。
注意①:申請してから届くまで約2週間
文部科学省に郵送で申請する合格証明書などの書類は、届くまで約2週間ほどの時間がかかります。
合格証明書の発行は「高卒認定試験終了→合格通知→申請→2週間後に証明書」という流れなので、意外とギリギリだったりします。
急ぎで必要な場合でも特別な対応はしてくれないので、早めに申請しましょう。
注意②:開封厳禁、未開封のもの以外は無効です。
証明書は1枚ごとに封がされており、開封厳禁です。
中身が気になるかもですが、開封すると証明書として無効になる場合があるので注意してください。
申請先によっては「開封して添付すること」と書かれている場合は開封してOK、注意書きをよく読むようにしましょう。
合格証明書が間に合わない場合は「合格見込成績証明書」で代用できる
合格証明書が間に合わなくても諦めなくて大丈夫、「合格見込成績証明書」で代用できます。
簡単にいうと「合格証明書(仮)」です。
高卒認定試験から大学受験までの流れ
大学入学共通テスト(センター試験)の出願:9月~10月
高卒認定試験:8月と11月
高卒認定の合格通知書:9月と12月
高卒認定の合格証明書:合格通知がきて申請してから2週間後
合格証明書は、結果が来てから申請して、手元に来るまで2週間ほどかかるので、どう考えても間に合いません。
合格証明書が間に合わない場合の代用として「合格見込成績証明書」があります。
「合格見込成績証明書」は高卒認定試験を受験後、いつでも申請することができ、1週間ほどで届きます。
受験申込み時に「合格見込成績証明書」を使って、本物の合格証明書が届いたら、追加で書類を送ればOKです。
もちろん、高卒認定試験に不合格してしまった場合は無効になります。
「文部科学省公式サイト」から資料をダウンロードして郵送で申請できます。
高卒認定試験を受けた後のスケジュールは早めにチェックしましょう
高卒認定試験は、合格後に必要な書類の準備など、意外とやることがあります。
直前になって間に合わなくて、1年が無駄になるのはもったいなすぎます。
できれば高卒認定試験を受ける前に、必要な書類など、スケジュールは早めにチェックしましょう。
「いつ」「なにが」「何枚」必要か、忘れないように要チェックです。
この記事を見たら、スマホのカレンダーに必ずメモして、忘れないようにしておくのがおすすめです。
この記事では、高卒認定試験に受かった後の書類について解説しましたが、高卒認定試験に不安を感じる方もいるでしょう。
高卒認定試験の対策について悩みや不安がある方はこの記事を参考にしてみてください。
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